このHP上で会員の皆さんの期待が高かった「春陽」ですが、Phe(フェニルアラニン)値などが不明であること、蛋白含有量が高いためPKUなどの食事療法には利用は見合わせてほしいと「警告文」を掲示してきました。 その後の調査で、農水省の認識では「春陽」は「低グルテリンであるという特徴をもった普通米」にもかかわらず、新聞報道や販売者の広告には「病態食」「医療食」などの文言が前面に出されていて消費者に誤解を与えかねないことから、PKU親の会として11月18日、農林水産省関東農政事務所に販売実態の問題点と改善を要望してきました。その結果、11月28日に当方の要望に対して「食品の表示問題ということで消費安全局に問題を提起した」と回答がありました。 今後も食事療法については基本をしっかり理解し、食品の成分を確認した上で主治医や栄養士と相談、指導を受けることなどを守ってください。